[買い物弱者]
後期高齢者の父が脳梗塞で緊急入院! 残された母の生活は‼
実家やその最寄り駅周辺には商業施設・銀行・役所も有りバスの本数も多い、普通なら生活に不便を感じ無いような場所です。むしろ私が現在住んでいる所よりも便利ではないか!?と思うほど。
しかしながら後期高齢者の母(脚の具合も悪く杖を使用)には重労働…というか無理です。お米や肉・野菜は重いしティッシュやトイレットペーパーもかさばる。杖でバス利用での買い物はどう考えても難しい、ケガしたら余計に仕事が私の負担が増えそうですから。
母には料理や簡単な掃除とか洗濯物の事を任せ、重くてかさばるような買い物は「○○システム」で置き配を頼む事に決定‼ 子育て時代に○○システムは経験済、本当に助かりましたから。
しかし○○システム未経験の母は「配達手数料が高いのでは?商品も高額なのでは?配達員さんとの遣り取りも不安だし他人との接触もなるべく避けたい、代金の支払い方法は?」全てに疑心暗鬼でした。
○○システムからの回答では「私の実家近くでも利用者が多数いて毎週○曜日に配達している。高齢者の場合は手数料も割引が適用され」商品の値段も近隣スーパーとそれほど変わらず。理解力に衰えのある母に説明を続け「便利だ」と思ってもらうまで実に1~2ヶ月かかったのでした。
[入院手続きをしてみて]
過去に入院を何度か経験している父ですが、10年前や20年前の時には母もまだしっかりしていて、私が手続きに携わる事は無く退院後の保険請求なども両親だけで大丈夫でした。
今回は認知力・理解力に衰えがあり脚の悪い母に任せるのは難しいと判断し、私が色々と問合せて役所や病院で手続きをしたのです。
病院で教わった「限度額適用認定証」があれば認定された限度額以上に高額な医療費はかからないそうで、役所に問合せしたところ…
え‼
最初は耳を疑うような回答がかえってきましたww 「代理人申請をするにはご本人直筆の署名が必要です」それは不可能だ~ すぐさま「限度額認定証を申請した方がいいと勧めてくれたのは父の入院先の病院だが、その父・本人が脳梗塞で会話は可能でも筆記は難しい、リハビリで名前を書く練習はしているが読めたものではなく今の状態で本人に署名はできない」と話した… 電話受付者が「少々お待ち下さい」(たぶん役所内で上司に相談中)
代理人の申請のみで認定証を出して貰える事となり役所にGo さらに別の知らなかった事が…
サラリーマンの両親は現役時代は社会保険→定年退職後に国民健康保険、そのまま国保に加入しているのかと思っていたら、75歳を過ぎて後期高齢者医療制度だった‼
後期高齢者医療制度の名称は聞いた事があったけど75歳になって国保から移行するものだったのですね!その流れを知りませんでした。お恥ずかしい ウゥ・・・
[知らない事が次々と]
役所の次は生命保険だ、確か医療費保証の保険に加入していたはず(?)そう思い出して事務所に電話「父が入院したので費用の申請をしたいのですが」と何の疑問もなく問合せ。ところが「現在は終身保険だけなので亡くなってからのお支払いとなります」え!?そうなんですか?
後期高齢者医療制度に移行してから、医療費がさほどかからないという事を前提にして終身保険のみに変更していたとは。
子育て&仕事が中心で実家へもあまり行かず、老いて行く両親の変化を知らずに時間が経過していたのです。
→実親介助日記(3) へ続く